県政を実感! 岡山県高校生議会に参加しました。2年生, 活動報告 / 2025年12月23日 12月15日(月)、2年生から選出された4名の生徒が、県庁で行われた岡山県高校生議会に参加しました。 この行事は、「次代を担う高校生に、県政や県議会への理解と関心を高めてもらうとともに、様々な意見を今後の県議会での議論の参考とするため」、岡山県議会、岡山県、岡山県教育委員会、岡山県選挙管理委員会が主催となって行われました。 午前中の審議では、2年B組の井上貴仁君が、議長の大任を務めました。 中央奥が議長席です。 井上議長の進行で、創志学園高等学校の議員が農政について質問しています。 午前中の審議の後は、昼食休憩です。 地下一階にある「おかやま晴れの国食堂」でランチを済ませた4人が、9階大会議室のベランダで寛いでいます。 岡山城の黒い天守がちょうど目の高さに見えています。 当日は県下から18校、70名の生徒が集まりました。 井原高校の質問は、13番目(午後の5番目)です。 議員席の大きな椅子に腰掛けて、午後の審議が始まるのを待ち構えています。 「井原高等学校 井上貴仁議員、大榎日向議員、木山堯明議員、武藤嘉伸議員に発言を許します。」 【井原高校代表議員の質問(骨子)】 最近の県知事選挙の結果を踏まえると、若者の投票率は依然として低い状況にあります。その要因は様々ですが、投票によるメリットが不十分であることも一因ではないでしょうか。若者の投票率を上げ、政治参加を促すためにも、投票済証明書などをクーポン代わりに登録店舗で特典が受けられる「センキョ割」を積極的に宣伝したり、これを発展させ、県や市町村の公共施設を割引するようにしてはどうでしょうか。また、投票率向上に向けて、今後、どのような取組を行うのか、併せて総務委員長にお伺いします。 「若者の政治参加を促進することは大切なことです。しかし、県(=行政)が直接『センキョ割』を実施することは、公職選挙法に抵触する可能性があります。ですから、県といたしましては、民間で行われている『センキョ割』の活動を知っていただくなど、若い世代の皆さんがもっと選挙に参加してくださるよう努めてまいります。」 ・・・岡山県議会総務委員会委員長の河野慶治議員より答弁をいただきました。 議長に向かい、深く一礼して、席に戻ります。 5分間という短い時間でしたが、4人は議員としての使命を堂々と果たすことができました。 すべての審議が終わり、写真撮影タイムが始まりました。 憧れの知事席、県庁トップの副知事席、議長席の座り心地を代わる代わる存分に堪能しました。 ともすれば、遠い世界の出来事のように思われる県政をリアルに感じ取ることのできた一日でした。 岡山県高校生議会は県内のケーブルテレビで放送予定です。(12月11日現在の情報) 井原放送(1月中、時刻未定) 笠岡放送(1月24日、9:00〜 18:00〜) 倉敷ケーブルテレビ(1月17日、18日、24日、25日 各日8:00〜)