令和2年11月25日(水)7限目 北校地体育館にて
「大人になるって?」というテーマのもと、たんぽぽ助産院の虫明さとみ院長に
ご講演いただきました。従来の性教育のイメージ(デートDVや避妊、性感染症予防など)
を持って聴講した人は、その意外性に少し驚いたかもしれませんね。
大人になるって、どういうこと?
お酒やタバコを嗜むことが許されること?
選挙にいけるようになること?
結婚して親になること?
・・・誰もが一度は考えたことがありそうな話題ですが
改まって考える機会はあまりない内容だったのではないでしょうか?
成人年齢に達すると発生する義務と権利、自由と責任のこと。
命は失ったら二度と元に戻らない、一番大切なものということ。
講演会の様子(写真)と、感想から一部抜粋して紹介します。
*最初の入りから、今までの性教育とはまったく別物で、新たな体験ができた。
実際にあった話を話してくださり、こういったことをすると自分たちも同じことに
なるやもしれないという気持ちにもなり、とても貴重な体験だった。くれぐれも注意して
生活していこうと思った。
*今回の講演を聴いて、自分が信頼される人になるために何ができるかを考え、
2759兆4000億分の1の存在を守れる人になりたいなと思った。
*大人になる第一歩として、まずは、まわりの人を助けることからやるべきだと
僕は思った。
*「助産師」という仕事をあまり知らなかったが、様々な人のドラマがあり、感動があり、
そして、大変な職業だと思った。
*赤ちゃんができてうれしい・かわいいという気持ちだけで左右されるのではなく、
子どもを宿すことの重大さや責任を考えて、正しい選択と行動をしていくべきだと思った。
お互いを想いあっているからこそ“今は我慢する”、“「嫌だ」ときちんと意思表示すること”
が大切だと思った。