園芸科3年生が小学校3年生に綿・藍(あい)についての遠隔授業を行いました。

  10月9日(金)、井原市立西江原小学校3年生を対象に、園芸科3年生4名が精研農場からZoomを用いた双方向の遠隔授業を行いました。この授業は、井原高校も参加してる「ふるさと井原の未来を創るひとづくり事業」に係る教職員研修会の中で生まれたアイディアが発端で、小中高を縦につなぐ井原市独自のカリキュラムマネジメントを促進する一助となることをねらいとして、実施されました。  

  授業は綿のコットンボールの収穫の仕方から始まり、昔ながらの道具を用いた種取りや糸繰りの実演も見てもらいました。また、今年から取り組んだ藍(あい)の栽培についての紹介もありました。途中に、綿・藍に関するクイズの出題もあり、正解すると歓声があがっていました。机の横を見ると、2年前の入学時に家政科の生徒が作り贈ったトートバッグがかかっている児童もいて、うれしく思いました。  
  小学生たちは、「お兄さん、お姉さんが、わかりやすくおしえてくれてうれしかったです。糸つむぎを見れてよかったです。バックをつくるのに、1kgもつかうのがびっくりしました。」「綿のでき方と、たねをどうやってとるのかわかって、よかった。」「わたについてぎもんがたくさんあって、そのぎもんに答えてくださって、ありがとうございます。わたのしゅうかく、がんばります!!」などの感想を書いてくれていていました。授業を行った生徒達は「分かりやすく相手に伝えることは難しかったが、工夫をして準備をしたので、とてもいい経験になった。」と話してくれて、高校生にとってもとても大きな意義をもつ授業となりました、。