【PTA活動】“ 梅雨明けて縁がつながるいろはの輪 ” 令和7年度PTA研修旅行

 6月29日(日)、令和7年度PTA研修旅行が開催され、30名の参加者は広島県竹原市・三原市を訪れ、親睦を深めました。

 最初の目的地は「うさぎの島」として知られている竹原市の大久野島です。
 井原市から高速道路と一般道を乗り継いで1時間40分、忠海(ただのうみ)港からフェリーに乗り込みます。

 抜けるような青空の下、穏やかな海面を船は滑るように進んでいきます。

 「うさぎの島」に着きました。
 けれどもこの日は、暑すぎて、肝心のうさぎさんは山へこもっているようです。
 それでも、何羽かのうさぎさんに出会うことができました。

 「小さな弟や妹をお家で留守番させるのはかわいそう」・・・との声を受け、今年からは小学生以下のお子さまの参加も受け付けることにしたのです。

 うさぎさんにも会えたことですし、お昼ごはんにいたしましょう!
 昼食会場は、休暇村大久野島でした。
 御当地名物のタコを使った天ぷらや炊き込みご飯が好評でした。

 現在の大久野島は「うさぎの島」として知られていますが、かつては「毒ガスの島」・「地図から消された島」と呼ばれていました。
 昭和戦前期、大久野島にはハーグ陸戦条約で禁止されている毒ガス兵器を秘密裏に生産する陸軍の工場があり、軍事機密を守るため、地図上から消されてしまった歴史があるのです。

 上下の写真が撮影された場所は50mも離れていません。
 ものものしい遺構と穏やかな風景とのコントラストが印象的です。

 大久野島を後にした一行は、たけはら町並み保存地区を散策しました。
 竹原市は、平安時代に京都下鴨神社の荘園となり、近世には塩田業が栄え、豊かな経済力を背景に、多くの文人を輩出した安芸の小京都です。

 最後に、三原市にある臨済宗佛通寺派総本山佛通寺を訪れました。
 広島県内でも有数の紅葉の名所として知られている佛通寺は、青紅葉の季節です。

 梅雨明けて縁がつながるいろはの輪 (前PTA会長 小川涼子さん)

 PTA研修旅行は、井原高校PTA会員(保護者・教職員)であれば、どなたでもご参加いただけます。この度ご参加の皆様は是非来年も、この度ご参加ではない会員の皆様、来年は是非、それから、この記事をお読みの中学生保護者の皆様、来年は新会員としてご一緒しませんか?