月別アーカイブ: 2021年11月

【南校地】地域生活科1年生 Chromebookを活用した授業を実施

 11月24日、Chromebookを活用した校内の公開授業が行われました。

 科目「保健」の授業では、地域生活科1年生が、自分に合ったストレスへの対処法を学びました。教員が作成したGoogleスライドの教材データは、教室前方のスクリーンに投影されるとともに、Googleクラスルームにも配信されているので、生徒は、授業中だけではなく家庭でも、Chromebookを用いて、授業の確認や振り返りをすることができます。また、生徒は、授業で取り上げたストレスへの対処方法の中で、自分にあった対処方法をGoogleジャムボードの電子ホワイトボード機能を活用して付箋で表示しました。生徒にとっては、お互いに気分転換を図る対処法が最も多いことを瞬時に把握しつつ、自分と他者との思考の整理・表現を通して、自分なりの対処方法を見つけることの重要性を学ぶ機会となっていました。

 科目「生活産業基礎」の授業では、地域生活科1年生が、衣生活に関わる産業についての理解を深めるための発表を行いました。生徒は、発表に向けて、事前に3,4人で1つのグループをつくり、Googleクラスルームに配信された課題を確認しながら、アパレル素材産業、アパレル産業及びファッション小売産業が、製造・販売している商品や、SDGsを意識した取組等を調べていました。生徒にとっては、他者と協働しながら、自ら学び、Googleスライドで作成した発表資料を基に、自分の考えや意見を適切な言葉で伝えることができる良い機会になっていました。1年生で、デニム関連の地元企業を知ることで、2、3年生では、学校設定科目「地域生活」でデニムに関する学びを発展させていきます。

【普通科2年生】帰ってきた楽しい時間~1日研修旅行~

 11月24日(水)修学旅行の代替行事として、普通科2年生も南校地の2年生に続き、四国に1日研修旅行に出かけました。コロナ禍で多くのイベントが中止や縮小をされてきた中で、やっとこの日を迎えることができました。「研修旅行のしおり」の表紙には「帰ってきた楽しい時間」の文字が書かれており、生徒たちの気持ちを代弁してくれています。

 午前中は「四国水族館」の見学。そこには「四国水景」をテーマに四国のダイナミックで多様な水景とそこに息づく生きものが紹介されており、中にいると時間の流れがゆっくりと感じられ、心癒されるひと時でした。また、瀬戸内海を背景に見事な技を披露するイルカの躍動感には、感動の声が上がりました。午後には「NEWレオマワールド」を訪れました。仲間たちと楽しんだアトラクションはどれもスリル満点で、思い出深い体験となったようです。クラスや学年の絆もぐんと強まりました。この旅の思い出を胸に、残りの高校生活も充実したものにしましょう。

【南校地2年生】1日研修旅行に行きました

令和3年11月22日(月)に南校地2年生は香川県の四国水族館とNEWレオマワールドに1日研修旅行に行きました。新型コロナウイルス感染症の影響で修学旅行が中止になったため修学旅行の代替として日帰り研修旅行を行いました。当日は雨天でしたが生徒たちは元気に研修旅行を楽しむことができました。

歴史あるピアノの音色を記録。CDが完成しました。

  井原高校北校地の音楽室には明治27年(1894)製のスタインウェイ社製のピアノがあります。スタインウェイ社製ピアノと言えば、ホロビッツやグールドをはじめとする多数の名演奏家に愛用され、世界中の聴衆を魅了してきたピアノの逸品です。本校のピアノも二度の修復を経て今も生徒・職員に大切にされています。

  昨年9月22日(火)に本校音楽室で行われたレコーディングにて収録された9曲の映画音楽が、1枚のCD「シネマの時間」となり発売されました。作曲家でピアニストの谷川賢作氏、ヴォーカリストの大塚ひろこ氏、パーカッショニストの宮本香緒理氏に加え、録音当時、本校音楽部に所属していた普通科3年生の3名(令和3年3月卒業)も共演しました。CDにはレコーディング風景の写真も掲載されており、音楽とともに1年前のレコーディングの感動が蘇ります。プロの素晴らしい演奏はもちろんのこと、素敵な選曲や優しい装丁デザインも魅力的なCDであり、井原高校でこれまで大切にされてきたピアノの音が形に残ることを嬉しく思っています。このような企画をしてくださったおーらいレコードさん、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

 なお、CDに関するお問い合わせは、井原高校(北校地)音楽担当者またはおーらいレコード(井原市芳井町)までお願いします。

【普通科2年生】企業を知り、社会を知る~井原市企業訪問~

 11月19日(金)— 普通科2年生は企業訪問に出かけました。この行事は、生徒が実際の「仕事の現場」を訪問し、自らのキャリア設計と学部・学科選択の一助とするために毎年行われているものです。今年は、クロキ株式会社、冨士ベークライト株式会社、大興産業株式会社、青木被服株式会社、日本綿布株式会社、タカヤ商事株式会社、シーピー化成株式会社、片山工業株式会社、井原精機株式会社、タカヤ株式会社、井原市役所に訪問させていただきました。「SDGs達成のための貴社の取り組みを教えていただけませんか。」「管理職の男女比を教えていただけませんか。」「30年後の井原のために企業として取り組んでいきたいことは何ですか。」など、参加した生徒からは多くの質問がありました。

 生徒たちは現在、社会の諸問題について「研究テーマ」を設定し、総合的な探究の時間に「課題研究」を行っています。今回の訪問は、企業を知り、社会を知り、自らの夢の実現に向けて大きく一歩を踏み出す機会となりました。井原市の未来のために貢献したいという志も強くできたようです。訪問させていただいた企業および事業所の皆さま、ありがとうございました。