10月24日(土)授業公開dayの時間割はこちらからダウンロードできます。
月別アーカイブ: 2020年10月
井原高校と倉敷芸術科学大学と井原市との包括連携協力に関する協定調印式が行われました
10月20日(火)、本校は倉敷芸術科学大学と井原市との包括連携協力に関する協定を結びました。大学・高等学校・自治体のうち二者がそれぞれに協定を締結する事例は多くありますが、三者による連携協定締結は、全国的にもかなり珍しいものです。
この協定は、教育(ひとづくり)・まちづくり等の分野において相互に連携し、地域社会の持続的な発展と魅力的な地方大学の実現に寄与することを目的とし、締結されたものです。
協定調印式では、調印に引き続き、大舌勲市長(井原市)、信宮誠校長(県立井原高等学校)、河野伊一郎学長(倉敷芸術科学大学)の順に挨拶がなされました。信宮校長からは、すでに始まっている井原市の小中高をつなぐカリキュラムマネジメントをさらに進めて、井原市のひとづくりに貢献する決意が述べられました。
また、今まで男子新体操部員が競技を続けるためには県外へ進学せざるを得ませんでしたが、倉敷芸術科学大学に新体操に打ち込む環境が整備され、ジュニア・井原高校・倉敷芸術科学大学と一貫した指導体制が確立されました。このことにより、県内で競技を続け、卒業後に地域を支える人材育成にもつながると期待されています。



【普通科1年生】案外身近なことにつながっているかも?! SDGsをジブンゴトにしよう!
10月21日(水)7限目、1年生の教室からは活発な話し合いの声が聞こえます。「私は貧困の問題を解決したい。」「気候変動の影響を少なくするために対策を考えたい。」「プラスチックごみをなくし、海洋資源を守りたい。」「男女平等な社会を目指して、もっと女性が働きやすい環境を作りたい。」「そもそも日本国内でもっとSDGsの認知度を上げる必要があるんじゃないかなあ。」- これまでのSDGsの研修で17の目標について理解を深めてきた生徒たちは、少しずつ身の回りの社会問題を「ジブンゴト」として捉え始めたようです。今回の日本経済新聞の特集記事は「SDGsに取り組む企業の紹介」です。さまざまな企業の取り組みを参考にしながら、社会で働く将来の自分の姿を想像し、社会の諸問題を「個人」「行政」「企業」等の立場でどのように解決できるかをグループで話し合いました。夢にまた一歩近づけましたね。




教育実習が行われています
本校卒業生が2週間または3週間の予定で教育実習を行っています。
園芸科3年生が小学校3年生に綿・藍(あい)についての遠隔授業を行いました。
10月9日(金)、井原市立西江原小学校3年生を対象に、園芸科3年生4名が精研農場からZoomを用いた双方向の遠隔授業を行いました。この授業は、井原高校も参加してる「ふるさと井原の未来を創るひとづくり事業」に係る教職員研修会の中で生まれたアイディアが発端で、小中高を縦につなぐ井原市独自のカリキュラムマネジメントを促進する一助となることをねらいとして、実施されました。
授業は綿のコットンボールの収穫の仕方から始まり、昔ながらの道具を用いた種取りや糸繰りの実演も見てもらいました。また、今年から取り組んだ藍(あい)の栽培についての紹介もありました。途中に、綿・藍に関するクイズの出題もあり、正解すると歓声があがっていました。机の横を見ると、2年前の入学時に家政科の生徒が作り贈ったトートバッグがかかっている児童もいて、うれしく思いました。
小学生たちは、「お兄さん、お姉さんが、わかりやすくおしえてくれてうれしかったです。糸つむぎを見れてよかったです。バックをつくるのに、1kgもつかうのがびっくりしました。」「綿のでき方と、たねをどうやってとるのかわかって、よかった。」「わたについてぎもんがたくさんあって、そのぎもんに答えてくださって、ありがとうございます。わたのしゅうかく、がんばります!!」などの感想を書いてくれていていました。授業を行った生徒達は「分かりやすく相手に伝えることは難しかったが、工夫をして準備をしたので、とてもいい経験になった。」と話してくれて、高校生にとってもとても大きな意義をもつ授業となりました、。


