Q&A

岡山県立井原高等学校 Q&A

Part ①<学びについて>

Q1 井原高校はどんな学校ですか?

 普通科・地域生活科の2学科と2つの校地を持つ学校です。現在、普通科は北校地、地域生活科は南校地で学習が行われています。校地とは別に、広大な農場もあります。募集定員は、令和3年度は普通科120名、地域生活科40名(グリーンライフコース20名、ヒューマンライフコース20名)でした。普通科・地域生活科とも単位制です。南校地の2、3年生には、地域生活科の前身である園芸科と家政科の生徒も在籍しています。令和3年度より、普通科に難関大学への進学を目指す特別進学類型(Ⅰ類)、個性を活かし、幅広い進路を実現する一般進学類型(Ⅱ類)、地域学を積極的に学ぶ総合進学類型(Ⅲ類)の3類型が設置されています。
 令和5年度に校地が統合され、全学科北校地での学習が開始されます。

Q2 学区はどのようになっていますか?

 令和3年現在、普通科は西備学区、地域生活科は全県学区です。なお、平成31年度から全学科で全国募集も実施されています。

Q3 それぞれの学科の特徴を教えてください。

 【普通科】普通科目の学力向上を図り、国公立大学等への進学指導を充実させています。また、芸術、体育、情報方面への進学を希望する生徒は、専門科目も選択することができます。令和3年度入学者から、難関大学・国公立大学への進学を目指す特別進学類型(Ⅰ類)、幅広い進路を実現する一般進学類型(Ⅱ類)、地域学を多く学ぶ総合進学y類型(Ⅲ類)の3類型が設置されました。

【地域生活科】令和3年度より募集を開始した新しい学科です。園芸科の学びを受け継ぐ「グリーンライフコース」と家政科の学びを受け継ぐ「ヒューマンライフコース」の2コースがあります。入学次より、2コースに分かれた専門的な学びが行われますが、「地域」をテーマにした共通した学びも多く、両学科を融合した特徴的な学びが期待されています。

【園芸科】野菜や草花、果樹に関する学習に加え、園芸セラピー、フラワーデザイン、フードシステムなどの専門的な知識と技術の習得をめざします。2年次からフラワー類型とフード&フルーツ類型に分かれます。フラワー類型は草花・洋ラン・植物バイオテクノロジー・生物活用について学習します。フード&フルーツ類型は野菜・果樹・フードシステムについて学習します。さらに、フラワー類型は3年次に草花と洋ランに分かれます。

【家政科】被服、食物に関する基礎的・基本的な学習に加え、ファッションデザイン、フードデザインなどの専門的な知識と技術の習得をめざします。2年次からファッションデザイン類型、フードデザイン類型に分かれます。ファッションデザイン類型では洋裁や和裁・デザイン画等、より専門的に学習します。フードデザイン類型では和食や西洋料理・中華料理・洋菓子などの調理実習や、テーブルコーディネート、栄養等について専門的に学習します。また、選択によって保育に関する授業も受けることができるようになっています。

Q4 1日の授業時間は普通科と地域生活科とでは違いますか?

A 1単位の授業時間は45分で、ほぼ毎日7時間授業があります。令和3年度より、普通科、地域生活科、園芸科、家政科とも統一されました。なお、園芸科には課外の授業があります。

授業時間表
8:35~ 8:45 さわやかTIME(地域生活科、園芸科、家政科はSHR)
8:50~ 9:35 1校時
9:45~10:30 2校時
10:40~11:25 3校時
11:35~12:20 4校時
12:20~13:05 昼食・休憩
13:05~13:15 清掃
13:20~14:05 5校時
14:15~15:00 6校時
15:10~15:55 7校時

 Part ②<生活について>

Q1 バイク通学はできるのですか?

 条件をクリアすればできます。自宅から学校までの距離が15km以上などの条件を満たした生徒に原付に限り許可しています。現在,両校地で20数名の2,3年生が井原市内の芳井町や美星町の一部から原付で通学しています。

Q2 校則は厳しいですか?

 他の高等学校と大きく違うことはないと思います。高校生として当たり前のことが守られていれば何も問題はないと思います。ルールを守ることは中学校でも同じです。

Q3 勉強ばかりで大変ではないですか?

 勉強することは,進学や就職するためにとても大切なことなので大変かもしれません。でも,多くの生徒が部活動をしていますし,体育祭,文化祭や学習発表会は毎年とても盛り上がりみんな楽しんでいます。井高生としてのパワーを感じます。

Q4 部活動の練習場所、試合への出場はどうなるのですか?

 両校地のグラウンド・体育館・武道場などを有効に利用して、効率よく活動しています。競技団体によって扱いが違う場合がありますが、ほとんどの部が合同で活動し、試合に出場しています。

Q5 井原鉄道での通学を考えています。費用・時間はどのくらいかかりますか?

 井原鉄道の運賃・通学定期費用,井原鉄道時刻表は井原鉄道ホームページを御覧ください。
※ 井原駅から北校地まで自転車で12分,南校地まで自転車で10分

Q6 笠岡からバス通学する場合の費用や時間を教えてください。

 井笠バスカンパニーの運賃,時刻表は井笠バスカンパニーのホームページを御覧ください。
※ 南校地:井原小学校前下車 徒歩2分  北校地:井原市民病院下車 徒歩3分

Part ③<進路について>

Q1 普通科の進学先はどんなところですか?

 過去4年間の合格者数を見ると、国公立大学にのべ136名、うち地元の岡山大学には16名、岡山県立大学には19名が合格しています。京都大、大阪大などの難関校にも合格しています。
 私立大学には449名、うちノートルダム清心女子大には17名、関西有名私大の関関同立には13名が合格しています。
※詳しくは「進路の状況」をご覧ください。

Q2 園芸科・家政科では卒業後の進路はどのようになっていますか?

 専門の学習を生かして、就職・進学をします。園芸科は約60%、家政科では約25%の生徒が就職しています。サービス業、製造業、小売業、病院・保健福祉系、理美容院など、就職希望者は全員,希望を達成しています。
 また、進学者は園芸科約40%、家政科約75%で、専門学科での学習を生かして短期大学や専門学校を中心に進学しています。園芸科からは南九州大学などに、家政科からはノートルダム清心女子大学やくらしき作陽大学などに、専門学科の推薦入試の制度を活用して進学する人もいますが、学科を問わず、様々な方面へも進学しています。

Q3 園芸科・家政科ではどんな資格取得ができますか?

      <園芸科> 園芸装飾技能検定、フラワー装飾技能検定、造園技能検定、農業技術検定、農業クラブ技術検定、食農検定、大型特殊免許、ボイラー技士、ガス溶接技能士、建設機械(小型フォークリフト・小型車両系・移動式クレーン)、玉掛け、初級バイオ認定資格、など
<家政科> 全国高等学校家庭科被服製作技術検定、全国高等学校家庭科食物調理技術検定、全国高等学校家庭科保育技術検定など
<共 通>  漢字検定、英語検定、ワープロ検定、秘書検定、硬筆書写検定、危険物取扱者など